「じゃあ、いまから会いに行こう」 「えっ!?」 「私から安易に答えられないけど、その答えを知ってるのは佐藤くんだけ、でしょ?」 「そ、そう……だけど」 「大丈夫だよ、きっと」 戸惑うひまりちゃんの手を引いて、私は二人のいるところまで行くことにした。 後ろを振り返り、まだ佐藤くんにかける言葉を探し続けているひまりちゃんが可愛くて、小さく笑う。 二人には、ずっとずっと仲良しでいてほしい。 それが、私の勝手なエゴであっても。