『おーにーいーちゃーんっ』
『分かったから……、』
佐藤くんが次へ会話を進めると、ぴろろんっと軽やかな効果音が流れた後、選択肢が3つ表示される。
なるほど、これを選択して女の子の好感度を上げるんだ。
『1「寝させてくれ」
2「揉ませてくれ」
3「家に帰れ」』
「3以外ありえない」
「2だな」
「いや違うだろ!」
思わずツッコんでしまった。
すると、佐藤くんが物凄くウン臭そうな顔で、
「そもそもなんでコイツ、主人公起しに来てんの?
っていうかなんでこの女の立ち絵、腕、前に突き出して組んでんの?
何時でもバレーボールが来てもいいように、構えてんの?」
「ポーズは確かに私も気になりましたけどもっ、せっかく起しに来てくれた女の子を邪険にするのはさすがにどうかと思うんですが!」
「だって、この流れだと、一緒に登校するじゃん。
隣でバレーボールが来てもいいように構えてるやつと、登校するとかどんな罰ゲームだよ」



