やっぱり、私が困ってるとき一番に助けてくれるのは、恭ちゃんなんだね。
嬉しいのか、それとも苦しさを紛らわせるためなのか口元に自然に笑みが浮かぶ。
ごめんね、もう恭ちゃん頼らないって誓ったのに。
ごめんね。
「───っっ、保健室行くから。立てる?」
「……っ」
肩に手が回されて、身体を起こしてくれようとするけれど私の体は鉛のように重く、まるで体中がずっぽり海の底に沈んでしまったみたいに思うように動かない。
反動で左肩に痛みが走る。
苦しさに顔を歪めると、恭ちゃんはびくっと肩を震わせた。困ったように眉を下げてそして、ゆっくり私の体を下ろすと目の前に立ってしゃがむ。
……あ、れ。
これ前にもあった、気がする。
「ちゃんと掴まって」
催促するように、そういう。
私は、何とか体を起こしてその背中へ。首に腕を回すとそのままぐっと視線が高くなる。



