「さ、行こっか!」 「あ、」 「私ね、お祭りってあんまり行ったことないからちょっと楽しみだったの!ふふ、ついてこーい我が同胞よー!」 「朝比奈さ、」 俺の反応を待たずして、張り切った様子で朝比奈さんが人ごみの中へ─── 「ふあっ」 ───そして、盛大に、こけた。