『拝啓、ふぎゃ。
いきなりラインしてごめん。
突然、君に逢いたくなったんだ( ・∀・)アヒャ
ふざけんな何言ってんだよ死ね。
なんていうのは冗談で、俺実は主食がもやしなんだ。
……あれは雑巾ですか、いいえ瀬尾の主食です。ごめん緊張して変なコト打っちゃうみたいだちなみに瀬尾の主食は雑巾とゲソだから、違うよ瀬尾くんそんなもの食べないからちゃんにziうぽいでlごあさgさ;l、ところで夏休みなんだけどお祭り行かない⊂二二二(^ω^)二二つハハハハハハハハハ
P.S.セコムしてますか』
「全部セコムが持ってってるじゃん!!」
ばん!!と佐藤くんが、机を叩いて声を荒らげた。
「どうすんのこれ、趣旨がブレブレどころか一体何が伝えたいのか、全っ然分かんないんだけど!!」
「……」
「……」
「いや、ほら……なんか、こう気さくな感じが出てていいんじゃないかな。ね、瀬尾」
「あ、ああっ。これなら確かに話しやすさアピールができるじゃん!!」
ねーっと笑いあいながら、瀬尾と顔を見合わせる。
が、視界の端でゆらあと立ち上がる人影に、私たちの肩がびくりと震えた。そして、隣にいた瀬尾が私の視界から消える。ちょ、瀬尾!?
思わず立ち上がってみると、佐藤くんが、万力の様な力で瀬尾の顔面を片手で握りしめていた。
「ギャアアアアアアア!痛い死ぬっ死ぬからタンマ!」
「大丈夫、よく眠れる魔法だからこれ」
「物理的すぎるわアアアアアアアアアアア!!」



