そう、俺は近くを通った高校生に道を聞こうと尋ねてみると…





「ギャハハッ、お前、ガッコ行かなすぎて道忘れたか?あぁん?」




という形で不良に絡まれることになってしまった。




この時間にウロチョロしてる高校生がろくなやつじゃないのくらい



きがつくべきだった………




そいつは



「オイオイ、聞いてんのかよ!!」



と。こう言う話が通じないヤツは力技で締めてきたが




この、和泉 琉夏くんという華奢な男の子の身体で勝てるだろうか…


ちなみに相手は3人だ。



二人なら余裕だと思うけど……



というかこんな華奢なこに3人で絡むのにムカついてきた…




なので俺は、何時の間にか…喧嘩を売っていた。





「どきやがれ…クズが…」