「ヒトガタの、ヘイキ?」 頭に辞書を持ち合わせない私は、フレイの言う単語を繰り返す事しかできなかった。 「まだ、わからない事ばかりだろうね。だから、今日から僕が君の教育係だ」 「キョウイクガカリ……」 「そう。僕と一緒に、色々なお勉強をしよう」 そうして、私とフレイの【お勉強】の日々が始まった。