ピエロのノロイ

「う、うん?」
―― ガバッ。
気がつくと僕は廊下に倒れていた。
「ははっ、誰も僕の味方なんていないんだ。僕なんて、僕なんてそんなもんなんだ」
誰もいない廊下はいつもより寂しく見えた。
「もう、死んでしまおうかなぁ…。僕って生きてる意味あるのかなぁ。」