ピエロのノロイ

その日も圭一に殴られたりしていた、誠に蔑まされたりしてた。でも!耐えてた、殴られて痛かったし怖かったけど!
でも、猛が、あの悪魔が!親友の松岡を使って―――。




「お。武樹じゃん。どうしたんだ?」
なんだか、武樹に元気が無いように見える。
「うぜぇんだよ、気安く俺に話しかけるな。」
「え?た、武樹?」
「俺の名前を呼ぶな!友達だと思われたらどうすんだよ!」
「お、おい武樹嘘だろ?」
「とにかく、今後一切俺に関わるな。じゃあな。」