「は、はいぃいいいいい!!!!!」

気絶から目が覚めた仲間たちを引きずりながら逃げて行った。






「あははっ、逃げ足は速いね(笑)」

美月の笑い声だけが公園に静かに響いた。



ハッと神楽はこちらを見た。

「なぁ…」


「・・・。」


「なぁ…」


「・・・。」


「なぁってば!!!」


「・・・。」


「・・・。」

「・・・。」


美月にシカトされた神楽ついに黙った。

沈黙が痛い。