「だが、異国の者かもしれない。他には?」
チッ…、鬼の副長と呼ばれるだけあって疑り深いな。
「じゃあ、この後の事件をひとつ教えてやろうか。今何年だ?」
「これから起きる事件…。今は文久四年の6月1日だ。」
へぇ…あと5日じゃん。
「後5日後に池田屋で長州が会議、いや会合を開くだろうな。小高俊太郎とかいうやつ、自白するじゃないかなぁ」
最後の方は、意味ありげにふふっと笑った。
「おい!!それは幹部だけの秘密のはずだ!!何故それを?!」
「だから、未来から来たからですよ」
「っっ!!…近藤さん。」
「うむ。これは信じるしかないな。」


