恋愛文通


窓の前ですこし黄昏てた


恋する女の子、本のなかの女の子を思い出してて


「可愛く、なれたら変わるかな」


なんてぽつりとこぼしたとき


『自信をもって!』


目の前に、メッセージ


「伊織にお返事。さっき急いで書いたからちょっときたないけど」


速水くん…⁈
教室の窓からみたとき着てた練習着のままの速水くんが、真後ろにいた!


走り書きな感じの返事を受け取った。
急いで、って…?


「窓で手、振ったとき、伊織どこか行っちゃったでしょ。図書室の方行くの見えたから、追いかけて…」


そこまで言って速水くんがとまった。


「ごめん、追いかけて、とか迷惑だった?」


そんなことないよ。嬉しいよ。
伝えれないのがもどかしい