吉原では狂った客も多く、私を我が物にしようと凶器を突きつける奴がたまにいた。 その為に私は、護身術を習っていた。 柔道。空手。合気道。 剣道をかじったりもした。 だから、私は普通の女よりは数倍強い。 そこら辺にいるチンピラにも余裕で勝つ。 逃げていった男の後ろ姿。 ほんとにダサい。 「貴女、大丈夫?怪我しちゃったね。もっと早く助けに来れば…。」