いじめーそれぞれの立場からー



「まきちゃ~ん!!」

私たちはまきちゃんだけを呼んで、2人に近づく。


「ねーまきちゃん、この後時間ある?」

「一緒に遊ぼうよ!」

まきちゃんの腕に、しがみつく。

沢田が困ってるのが視界にうつる。

「うん、いいよ、遊ぼ」

まきちゃんもOKしてくれたし。

どんまい、沢田。

まきちゃんだって、お前みたいな自己中と一緒に帰るより、私たちと遊んでたほうが楽しいんだからさ。