帰り道、まきちゃんはなぜかりこちゃんのところに行かないで私のところに来てくれた。


「…ごめんね」


まきちゃんはそう言った。


「いいよ」


それから2人で、他愛ない話をしながら帰った。


元々まきちゃんは、レナちゃんたちに言
われてやっただけだろうし。


レナちゃんは泣いてなかったな。


反省してないのだろうか…


だとしても、私は。


これからまた、レナちゃんとも仲良くなっていきたいな、って思う。