こうなったらとことん無視してやる。 お前が帰るまで。 「ねぇ!」 うざいうざい、うざい!!!!!!!! ────────そうだ、いいこと思いついちゃったぁ。 「ねぇりこ」 私はりこだけに聞こえる声でささやいた。