───あっという間に手術の日になった。 不安はいくら泣いても叫んでも埋まらない。 手術が成功したって、しなくたって、それは運命だったんだって、思う。 これから、私は、一人で闘ってくる。 ────手術室の外で待っている莉桜にまた笑顔で会うために。