「ふぁーっ」 今日は、手術の日。 あの私が倒れた日から、ちょうど一週間。 あの日から、もし体に差し支えがあったらという理由で入院していた。 「治るよね······。また、絵書けるよね·········。」 手術をすることに決めたといっても、まだ不安は残っている。 でも、私は、医者を信じるだけ。 莉桜とまた絵が書けると、信じるだけ。 「頑張れ···私っ!」 そういって医者が来るのを待った。