『橋川駅ー橋川駅ー』 「ん·········ついたみたい。」 「起きて〜莉桜〜。」 二人は揺れる電車の中でうたた寝してたみたいだ。 起きてすぐ莉桜を起こす。 「むにゃ·····?もう朝ぁ?おはよぉございますぅ···ムニャムニャ·········。」 莉桜は寝起きが悪い。 もう何回も双方の家でお泊まりしているので、分かっている。 つまり、起こし方も知っていた。 「ロールケーキがある、食べちゃおー。」 電車の中なので小声で。 ──────莉桜は飛び起きた。