コイツ、俺の嫁だから。【おまけも完結】

ふたりで身体を起こして寝室へ向かい、縁が抱き上げるとゆなはすぐに泣き止む。

俺は苦笑しながら、人差し指で大福みたいなほっぺを軽くつついた。


「お前はある意味よくデキた子だよ」

「あたし達に嫉妬しちゃってるのかも」


少しイタズラな笑みを浮かべて言う縁に、俺も笑いながら「そうだな」と返した。

邪魔されたものの、不思議と今の俺の心は穏やかだ。

ものすごく可愛くて大好きなふたりを、今まで以上に大きな愛で包んでやれそうな気さえするよ。


着替えを持った俺は、ゆなを揺らしてあやす縁に声を掛ける。


「俺シャワー浴びてくるわ」

「うん。その間に寝かしつけておくから……」


「ベッドで待ってるね」

と、はにかみながら言われた俺は、内心ガッツポーズを決めるくらい嬉しかった。

こんなことカッコ悪くて口に出来ないが。


きっといつまでも、俺達はこのままでいられるだろう。

どんな問題が起こっても、お互いを想う気持ちさえあれば。


──その日、俺達はいつも以上に幸せな温もりに包まれて眠りについた。





   +..。o○おまけSSおしまい○o。..+