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『紗乃先輩!!……俺、紗乃先輩のこと好きです。付き合ってください』
えっ…えっ…?
えーーーー!
バァンッ!
思いっきり机を叩いて顔を上げた先に見えたのは、ぎっしりと文字で埋め尽くされた黒板と熱く語っている先生の姿。
「どうしたー?」
と怪訝そうに俺を見ている先生とくすくすと笑っているクラスメイト。
夢だったのか。
ビックリした。
俺、夢の中で告白していて。
紗乃先輩のことがよっぽど好きなのかもしれない。
でももし俺が紗乃先輩と同い年だったら、さっき見ていた夢のように告ることができるのに。
2個下の俺なんて相手にされないよな。

