「…さま…赤城様。」 「は、はい。」 月羽さんに起こしてもらったときには、外はすでに暗かった。 「お時間、大丈夫でございますか?」 私は鞄からスマホをとりだし、電源をつける。 時刻は19時17分。 そして、奈緒から3回も着信が来ていた。 「あ…。」