呪われた教室

ガラガラッ

「あの、警察ですがイチゴさんの自殺について、ちょっとしたことでもいいのでなにか心当たりはありますか?」

「「………………」」

「……ありません…」
「…わかりません……」
「昨日は、普通にみんなで喋ったりしてました……」

「そうですか…なにか思い出したら伝えてください。でわ、また来ます」

ガラガラッ バタン

『……ひどい……



………………復讐してやる…』

(?!今…あいつの声が……いや気のせいだ。あいつは死んだんだ。聞こえるわけ無い……)

クラスのほとんどの人がこの声を聞いたのに関わらず、自分は疲れているんだと考え誰も「声がした」と口に出さなかった

学校は自殺のことで忙しく、午前中に帰ることになった。


だれかの「……帰ろうぜ」って言う声で止まってたみんなが準備をして帰ろうとしていた