甘々ボイスのお隣さん!【完】



その時。




「あ!吉井さ〜ん♪」



…あたし?




後ろを向くと、そこにいたのは…




「秋月さん…翔…」




まさかこんなところで会うなんて…




「えっと…で...デート?」



翔が私服で、秋月は白とピンクの浴衣。



どう見てもデートにしか見えない。



「うん!吉井さん聞いてよ!翔ってば花火大会のこと、あたしに内緒にしてたんだよ!?」