「な…に…?」 蓮から目が離せない。 「…やっぱ緊張してんだろ?」 「あ…えっと…」 ダメだ… 心臓がうるさい。 「男と飯食うだけで緊張するなんて…彼氏いたことねぇだろ?」 なっ! 「わ…悪かったわね!どうせ彼氏なんていたことありませんよ!あ、渡辺ばぁちゃんのお茶碗洗わなきゃ!じゃぁね!」 あたしは急いで蓮とあたしの皿をお盆にいれて、階段を下りた。 蓮の…バカ!