「…熱測ったか?」 「へ?熱なんてないと思うけど…」 「じゃぁちょっと計るぞ」 蓮の手があたしのおでこに触れる。 ひんやりとして気持ちいい。 「…まだ熱あるじゃねぇか。部屋行って寝てろ」 「うん…でも飲み物がないから買いに行かないと…」 そういうと蓮は持っていた袋から色々な飲み物を取り出した。 「…これ持って部屋でおとなしくしてろ。俺は朝飯食ってくるから」