そういえば… 「…ようかん…」 ばぁちゃんに渡さねぇと。 階段を降りて、1階のばぁちゃんの部屋へと向かう。 「ばぁーちゃん!これー!」 「なんだい?」 部屋から出てきたばぁちゃん。 「隣の家の女から」 「まぁ…夏帆ちゃんかい?」 「あぁ…」 「今度お礼を言わなくちゃねぇ…」 ニコッと笑ったばぁちゃん。