孤独なヴァンパイア

あれは小学6年生のとき。
私はまだ未熟で、家の裏にある山で走り回っていた。

その時。

真っ赤な目をしたヴァンパイアに急に襲われたのだ。

普通、ヴァンパイアに血を吸われたら、死ぬ。
しかし私を襲ったヴァンパイアは、途中で血を吸うのをやめ、不敵な笑みを残して走り去った。

放心状態の私を残して。