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『詩架(しいか)、新曲の歌詞書いてみたんだけどさ。 どう思う?』



『え、新曲!? 見して見して!』



『今回は、片思いの男の子の歌なんだけどさ』



『……わ! あたし女子だけど、すっごい共感できる! 奏汰(そうた)ほんとすごいね!』







そう褒めたあたしの言葉に、


少しだけ照れ臭そうにはにかんだキミの顔が、今でも忘れられない。




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