Dear…。

心臓に欠落がある子に産んでしまったことに対しての罪悪感から話しかけることができなくなっていたのだ。有紗の両親はありさの手を握りながらいった。
「有紗…あぁ。有紗。今まで本当にごめんなさい。私たちはありさのこと愛してるわ。どうか目を覚まして…。たくさん…話したいの。うゎぁぁぁ!」
ピクッ
「有紗?」
有紗は、両親を見つめてニコッと笑いかけ、コクっと頷いた。すべて、聞こえていたのだ。