カラフルデイズ*






梨於ちゃんはわたしの手を握ってお願いしてきた。






けど、その手を離した。










「ごめん。それはできない。」










『…やっぱり永山君のこと好きなの?』








「違う。」








そうじゃない。









『じゃあなんで、協力してくれないの…?』










「自分の力じゃなくて誰かに協力してもらってまで付き合うくらいなら隆平とは付き合ってほしくない。」








梨於ちゃんがそのくらい隆平のことが好きってことは表情とか見ててすごいよくわかる。










『彩ちゃんにはわからないよ。いつも永山君のそばにいるから…どれだけわたしが永山君を特別な存在って思ってるか。』









「だからこそだよ!」









『え…』









だからこそその気持ちを相手を通してじゃなくて自分で伝えてほしい。










「そうゆう気持ちを自分で伝えてほしいの!!!」









隆平が好きだから協力できない。じゃくて、




梨於ちゃんに自分でがんばってほしいから協力しない。











『そっか…わかった!じゃあ頑張る!』








「うん。」










すこしでも背中押せたらいいな。


準備が終わったのであたしは家に帰った。