星空が見えるあの小屋で






ただいま、とお母さんに言う。



そして写真の中のお父さんに

しゃがんで挨拶する。






私はお父さんに会った事がない。


赤ちゃんの頃に病気で

死んじゃったらしい。




どんな人だったのか、とか

気になるけど............



お母さんはこの一枚の写真しか

見せてくれないんだよね。






部屋に入りぼすん、とベッドに寝る。

綺麗な白の天井を見つめる。




「なんか............眠い................」



寝そうになり目をつぶる。





『♪♪♪♪〜』





いきなり鳴る携帯の音。