一階ではらんちゃんが僕たちのご飯を準備していました。


ちょうど良かったみたいだな


レオ君が振り向いてしっぽをぱたん、と揺らしました。


「あ、シャミ、レオ」


らんちゃんは僕たちを見るとにこっ、と笑って目線を合わせるようにしゃがみました。


「もうちょっと待っててね」


そういうと、また立ち上がりご飯の準備を再開しました。

それから数分もたたないうちに僕とレオ君の器を持って僕たちの前においてくれました。