俺と夢華が付き合い出したのは桜の季節 毎日、夢華をバイクの後ろに乗せて中学校まで乗せて行った 「みんなに見られるからやだ」 口ではそう言いながらも、いつもいつも後ろに乗っていた夢華 学校から、少し遠めの公園で夢華をバイクからおろす 恥ずかしいという夢華と、夢華を学校まで送りたいという俺の折衷案だ 学校が終わると夢華はいつも俺の高校まで迎えに来た