私のはじめてを君に。




家にはいると、リビングでニコニコしたお母さんが寛いでいた。


「千暁くん、いい男に成長したね」


「そう?」


「付き合ってるんでしょう?」


「は?」










翌朝。


"やべぇ、死にそう"


千暁からの短いメッセージが受信されていた。


朝、登校するまえに千暁の家に寄ってみる。


「悠希ちゃん!おはよう」


「おはようございます、千暁ママ」


「あ、千暁?」


「はい」


「千暁ね、熱出してて今日は学校休むって」


熱?


「大丈夫ですか?」


「風邪なんてひいたの久しぶりですごくビックリしてるみたい」


あんまり心配していなさそうな千暁ママに、放課後来ますと伝えて学校に向かった。