私のはじめてを君に。



ナイス!お母さん!


私も同じこと思ってたよ!


「……どうもしてません」


「熱でもあるんじゃない?」


ピトッ、と千暁のおでこに触るお母さん。


「熱は…ないわね」


それに、前髪目に入らない?なんて、こないだ私が思ったことと同じことを言うお母さん。


って!


千暁絶対困ってる!


「お母さん!」


「ふふっ、ヤキモチ?」


「なっ…!」


なんで私が千暁にヤキモチ!?


「ちがうっ!」


もうっ!


「千暁くん、わざわざありがとうね」


「はい」


そう言って中に戻っていったお母さんを確認。


「千暁、ありがとう」


「ん」


クイッと背伸びして、千暁の唇にかるく口づけした。


「また、明日」