私のはじめてを君に。



私だったらコリーちゃんたちで十分なんだけどな~。


「世話が大変ていうし」


「へぇ……なついたら触らせてくれるんですかね」


「なつかないんじゃない」


「えーそうなんだ」


つまんないの。


飼う意味ないじゃない。


「でもクラゲを部屋に置くのは男のロマンだよ」


理解できん。


「へぇぇ……」


てっっきとうに流して先輩の手を引っ張る。


私からしたら、コリーちゃんたちがいる庭の方がよっぽどロマンを感じるよ。


「クラゲサイダー?……」


ミュージアム内の売店で見つけたのはクラゲサイダーとやら。



看板にひかれて覗いてみる。


「うわぁ」


青いソーダのなかに、ゼリー状のクラゲだって。