私のはじめてを君に。



こんなイケメン先輩が彼氏と思われるかも、なんて私、身の程知らずにもほどがある。


現実を見なさい、と自分に言い聞かせる。


「いいとこだね」


「ですよね、落ち着くし」


興味深そうにまわりを見渡す百瀬先輩。


「カップルは多くないんだね」


「あ、確かにそうかも」


あんまり見たことがないな。


なんでだろう。


「あ、百瀬先輩、大学ってどんな感じなんですか?」


「ん?そうだなぁ…大学は……」



先輩の大学の話を聞きながら運ばれてきた冷やし中華を頬張る。


ん!冷やし中華正解!大当たりだ!


おいしーー!






「お腹いっぱいです」


「美味しかった」


「でしょ!」