たぶんね、たぶん。
というのを飲み込んだ。
「てゆうか今日はあの番犬いないんだ?なんか言ってた?」
番犬?
「私……犬なんて飼ってませんけど」
「……飼ってる気がしたけど、気のせいか」
「そうですよっ、私ペット飼いたいんですけど、両親が悠希にペットの世話なんかできるわけないって言うんですよ」
少しウザい口調でお母さんの真似をする。
「はははっ、確かに、俺もこんな御主人嫌だわ」
「なっ!失礼ですねー!」
「寝坊して散歩とか連れてってくれなさそうだし」
ひどっ!
私どんな印象だよ!
「でも私!猫には好かれるみたいなんですよ」
「へぇ?例えば?」

