私のはじめてを君に。



ルーちゃんの悲鳴が聞こえたと同時に私の膝に一目散で戻ってくるルーちゃん。


「ルーちゃん……!」


ダメだよ!桜のとこに行きなさい!


小声で名前を呼んで意思を伝えようとするけどルーちゃんはガン無視。






静まり返るリビング。




「兄貴もゲームしようぜ、悠希クソ弱くてさ」


コントローラーを差し出しながら千暁も誘う。


いやいや、待ってよ!


コントローラー4つしかないんだよ!


5人いるじゃん!


「はッ……!!」


千暁、そうちゃん、たいちゃんはこの家の人!


そして桜は千暁の彼女。


私が一番場違い感ーーーーーーーッ!!!


「あっ、わっ、私帰るよ!!」