私のはじめてを君に。



あぁ……気持ちよく寝てしまった……


目をゴシゴシ擦って玄関に向かう。


宅配便とか?


誰か通販頼んだんなら一言言ってよね~……


「はぁい……?」


あ、印鑑持ってきたほうがよかった……


「…あ……?千暁…」


心なしかゲッソリした千暁が立っていた。


「悠希、今食える?」


「は?」


食える?って……


食えるもなにも、私なんにも食べてないし……


「うん、いけるよ」


「支度してきて」


「え、あの」


「早く」


ぺしっとお尻を叩かれる。


「わ!やめろ変態」


「うん、変態だから早く」


どうしたんだろ、なんかいつもと違う……


千暁が制服を着てたので、私も脱いだ制服にもう一度腕を通す。