時は、室町時代・・。 西方城の近くに清瀬川(きよせがわ)と呼ばれる川があった・・。 堤防も橋もなく、旅人や周りの人々が歩いて渡ろとすると、時々河童(かっぱ)が現れて、 「へへんだ、俺を押し退けたら渡らしてやるよ。できるものならやってみな。」 そう言って人々をからかい、困らせていた。