可愛げのないあたしと、キスフレンドなあいつ。


「ってか渚だって同じような顔してんでしょ」

「……は?どういう意味?」

「物欲しそうな顔してるって言ってんの」



聞こえないようにひそひそ話しながらキスすると、また視線を感じた。



渚もそれに気付いたのだろう。

にやりと悪い笑みを浮かべて、見せ付けるようにあたしの腰を抱いて引き寄せてきた。




「……欲求不満?昨日リア先輩とヤれなかったの?生理だったとか?」




あたしの言葉に、キスしようとしていた渚が露骨に嫌な顔をする。




「おまえ女がヤるとかヤらないとか、平気な顔して言うなよ」

「勝手に人のこと『女』にカウントしないでくれる?つぅかあたしはリア先輩とは違うから」

「……知ってるつぅの」



渚はなぜだか煩わしそうに眉を顰めた。