私は蔵に入れられた。 もう一度頭を冷やせと言われて。 「もう…ヤダよ…自由になりたいなぁ」 1人、蔵で呟いた。 少しだけ俯くと、急に涙が出て来た。 「なんで…私は霧島の家の子なの? 霧島の家じゃなかったら普通に 悠斗と付き合えたのに…」 好きだよ…