よほどきちんと掃除してんだな、相良先生らしいやと思いながらも、わたしは否定しきれない一つの可能性を認めて溜め息をついた。 彼女の存在――。 ちょっと考えて見ればわかる。 相良先生はいつも朝早くから夜遅くまで学校にいるみたいだし、休日にも顧問をしてる部活の指導やなんやかんやで忙しい。 そんなひとが毎日毎日自分の手でこんなにピカピカになるまでバスルームを綺麗に掃除出来るわけない。 お部屋の掃除だってそう。 カノジョ、きっといる。 わたしに渡してくれたスウェットがいい証拠だ。