毎月の葵さんの月命日には必ず弥生さんのもとへ、葵さんの好物を贈ると。 葵さんはお墓すら遠い実家の菩提寺に移され、京はその場所を知らされてないという。 父親からすれば京は娘を苦労早死にさせた悪人にしか見えないからだと。 京はそれを聴いて自分を嘲笑った。らしい。 そして、自分は二度と恋などしないのだと。 愛も心も全て葵とともに死んだのだ、と。 「……だから、望月さん。もしあなたが京を好きなら……悪いことは言わない。早く離れた方があなたの為よ」