京、そんなに怖い顔をしないで。 最後なんだから、もっともっといい時間を過ごそうよ。 わたしは京の表情を変えたいと思い、今までの京との経験で培ってきた全てを駆使してただひたすら京を愛して、愛して、愛しぬいた。 「京……よかった? 気持ちよかった?」 「……ッ。くそっ!」 京はなぜか教卓をバン、と強く叩いた。