愛なんてない




その隙を突いてわたしは京の服を脱がせだした。


「京、今日が最後だからいっぱいいっぱいちょうだいね。京はもうわたしをポイ捨てするから。わたしも京が大っ嫌いだから別にいっか」


「望月っ……やめろ!!」


京が止めようとする前に、わたしは再び口づける。


ダイスキデダイキライナキョウダ。


ワタシノキョウ。


デモサイゴダカラ。