猛獣な俺様の溺愛




その姿をつい見詰めてしまうあたしに、駆琉のお母さんが教えてくれた。


「果菜は駆琉の姉ちゃん。ウチでは女の方が権力高いからなっ」

「そ、そうなんですかっ!」


言われなくても見るだけで分かります!


学校では不良で、俺様で、自由奔放なのに家だとこんなに違うのね!


新しい一面みっけ。



白を基調とした広いリビングで、お母さんが紅茶を出してくれた。


おいしい〜………。


「にしても、駆琉が家に女連れてくるなんて初めてだな」

「えっ?初めて…」

「うん。アイツさ、なかなか連れて来ないんだよ。よっぽど気に入られてんのな〜♪」

「照れますって!!」


でも、ちょっと……


嬉しいや。


紅茶を堪能してると、美人なお姉さんと一緒にリビングに来た駆琉。


絶好調に機嫌悪そう。


「可愛いー!!何この子!名前は!?」

「想乃。駆琉の彼女だって。めちゃくちゃ可愛いよな!」


果菜さんの質問にお母さんが答えた。


果菜さんキレイ過ぎ……。


モデルさんみたいだ。