好きって伝えたのは、あたしも駆琉が初めて。
恥ずかしさから、ぎゅっと目を瞑って下を向いた。
そんなあたしの頭を優しく撫でてくれる手。
「分かった。じゃあ、最後に聞く。俺の女になる覚悟あるか?」
「うん……ある」
「めちゃくちゃ傷付けて、散々悲しい思いもさせると思う。それでも俺と一緒にいる?」
「いるよ。駆琉が支えてくれた分、今度はあたしが支えるもん」
弱いだけじゃダメ。
強くならなきゃ。
「それなら……幸せにしてやるから着いて来い」
「……うん!」
ぐっと引き寄せられて、今のあたしは駆琉の腕の中。
温かくて安心する居場所。
ここが、あたし専用になるんだ……。
心の奥が、きゅんとする。
駆琉になら、どこまででも着いて行くよ。
「今日泊まりてぇ……」
「着替え置いてないでしょ」
「だから我慢する。てか、次ここ来る時に着替え置いてく」
すでに愛されてる実感が………。

